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だいずな(大事な)日本の食材。 <第367巻>

もう30年程、毎年夏には鶴岡の友人E氏から幻の枝豆「白山だだちゃ」が送られてくる。茹でてる時から香ばしい匂いが部屋に充満し、頭の中がビール欲でいっぱいになる。枝豆は北の地で作られたもののほうが絶対に旨い(これは経験から)。しかしこの地九州でも、我家はビールの為に畑で枝豆をつくるのだ(笑)。枝豆を美味しく食べるコツは収穫したら出来るだけすぐに茹でること。これ筍と同じ、時間と旨さが反比例する。

枝豆は大豆を若採りしたもの。大豆は又、味噌や醬油の原料、そして豆腐、納豆、等々。日本食での植物性タンパク質の王様。豆腐に醬油を掛けると大豆on大豆。まさに日本の食生活の中で大豆はだいずだべ(笑)。

ということでワタシも豆腐が大好き。夏は冷や奴(年中でも)、冬は湯豆腐。その他いろんな料理として食卓に登場。豆腐や蕎麦などシンプルな食材ほど、ウンチクの多い拘り輩がいるが、ワタクシは、まずいのは困るがうまけりゃ何処のでもいい。

そんな大豆も自給率はたったの6%(油や飼料用も含むと)、食糧用としては22%という。ちょっと少な過ぎるんじゃないか?


白山ダダチャ、やや小さめの枝豆で、サヤの中に実は2つ。ブラジャー型と覚えていて欲しい(覚えなくてもいいが・笑)。そこいらの枝豆とは香りと味が違うばい。

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豆腐は軟弱な絹ごしよりも木綿ごしがよろしい。左のトッピングは明太子のオイル漬け。若波酒造の蜻蛉を冷酒で。
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冬は昆布を敷いた平土鍋で湯豆腐。右のは嬉野温泉水で湯豆腐をやると表面が溶けてトロリとなる。ぬる燗で一杯。
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春先の木の芽時期には、料理人が好きな木の芽田楽が度々食卓に登場。夏になると窓を開けて部屋の中から日除けのゴーヤを採って、チャンプルー。暑い時期は焼酎のロックがいいね。
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左:京揚げを焼いてキュッとカボスを絞り醬油チョイと。莫窯Uさんの墨流し盃はヘビーローテで登場。 右:筑後の方面で打合せの帰りに、いつも梅の花(豆腐料理の)の工場で買って帰る湯葉巻き豆腐。レモンと塩で旨い!
だいずな(大事な)日本の食材。 <第367巻>_b0340837_16363411.jpg

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by hararame | 2017-06-09 17:15 | いろいろ | Comments(0)