menu4

酒と肴と器(第357巻)

昔、日本酒と言えば、じっくりとたしなむというより、学生時代のコンパでの無茶飲み(ヤカンで燗つけ)を経て、社会に出てから宴会での「ま、ま、ま、ま‥」と注がれるというイメージの呑み物だった(笑)。
ところが最近の日本酒は、ブームでもあるが、実際に旨いなぁと感じる酒が多くなったし、全国に美味しい酒造りをしている蔵元も増えてきた。
そして酒肴は、海も近い糸島では新鮮な魚貝が安く買えるし、全国の珍味も簡単にあちこちから手に入る時代。
さらに器は、近所で親しいドリンク友(笑)の莫窯・Uさんより酒器や肴皿を戴いたり、それに昔、陶芸を専攻してた料理人があちこちから酒器を買い集めてきて随分とある。
今日の肴は何だ?じゃあ、あの皿と酒器で何処の日本酒を味わおうか?と、晩酌の楽しみは尽きることがない(笑)。というわけで、このところ、毎夜の晩酌での日本頻度がかなり高くなってきた。


仕事で疲れての後より、身体もココロも休みで体調も気分もいい早めの食事時に飲むのがやはり一番。いつもの片口に唐津皮鯨の盃(莫窯)。肴は白山陶器では珍しい鉄釉の角皿に彦根の鮒鮨、中井窯の染分皿には辛し明太子で。
b0340837_16101071.jpg

飲みなれた愛用の盃は、やはり白瓷盃(莫窯)。カタチはいろいろあるが、口当たりがよくついこれを選んでしまう。白瓷輪花高台皿(莫窯)には、料理人の故郷、彦根「きむら」の子持ち鮎。酒は愛飲酒、金沢の「加賀鳶」で。
b0340837_16102318.jpg

正月には必ず登場、赤絵の徳利(莫窯)。昆布ジメの小鯛で一杯。酒は近江の義弟からきた「松の司」あらばしり。
b0340837_16103736.jpg

対馬の義兄より送られてきたナマコ、栄螺は刺身にして、キモも添えて。酒器は(莫窯)平盃とずんぐり片口。
刺身を盛った三角皿は養護学校の学生作品。
b0340837_1611742.jpg

随分昔からある砥部焼の徳利と盃。白山陶器の角皿には、梅の花の神崎工場で買った来た湯葉巻き豆腐など。
b0340837_16113020.jpg

なぜかむっくのKさんが下関お土産にフグのヒレ酒をくれたので、昔手に入れた丹波の盃でちょいと一杯。
b0340837_16114452.jpg

真夏にキリリと冷やした冷酒を色鮮やかなガラス盃で。自分でサザエの造りを料理して、キモは有田で買った練り込みの向付皿に添える。酒を飲むためのお盆は、7年程前にデザインし、「木工房むっく」で商品化した「チョイボン」。
b0340837_1612247.jpg

小振りの五角形の徳利は昔、料理人が求めてきた丹波のモノ。同じく丹波の盃で湯葉を肴にちょいと一杯。
b0340837_16121755.jpg

琵琶湖の本もろこを戴いたので、七輪と炭を食卓の横に用意して、じんわりと焼き上げつつ、アチアチを食しながら一杯。盃は中井窯の染分のモノ、ポン酢を入れた豆皿は湯町窯。しかし、本モロコは旨いっ!(笑)
b0340837_1613209.jpg

やや大振りの黒釉盃(莫窯)はUさんの近作。今夜は、石川の「萬歳楽・甚」があるので、鯛の刺身で一杯。
b0340837_16134322.jpg

三島手模様のぐい呑み(莫窯)には辛口の酒。肴は、努努鶏という冷やして食す博多の鶏唐。
b0340837_1614421.jpg

いわきのNさんよりの戴いた「雲丹の貝焼き」、ホッキ貝の殻に雲丹がテンコ盛り。なんともやはや贅沢な肴。さっそくチョイボンに盃(莫窯)を載せて、食卓へはこぶ嬉しさよ。(笑)
b0340837_16211177.jpg

6年前に商品化したS社のラウンジチェアと一緒にデザインしたサイドテーブル。実はこうやって酒器を載せ、一杯やるのをイメージしたもの。(笑)
莫窯・Uさんの白瓷の片口と盃がウォールナットの木色とピッタシ合う。さて、肴は何にしようか?
b0340837_16142085.jpg

ついつい好きな器を使ってしまうので、実際は登場してない酒器や器のほうが多いんだが‥。




menu3 (300~336回まで)
menu2 (201~300回まで)
menu1 (001~200回まで)





[PR]
# by hararame | 2016-03-09 16:25 | Comments(0)

その昔、我家のネロは鴨獲りネコシャンであった。(第356巻)

10年程前は、よく我が家猫ネロが、バサバサと大きな鳥を咥えて意気揚々と家に帰ってきた。いろんな獲物を持ち帰るのだが、何と家の横の川から子鴨を生け捕りして(それも3度)。ま、子鴨なので、不満げなネコには構わず、又そっと川の葦の茂みに放してきたのだが。

数日前、グラフィックデザイナーのOさんから、陶芸家のUさん、画家のEさんと共に鴨鍋のお誘い。もちろん、いそいそと出かけた。猟をされるOさんが撃ち仕留めた鴨は、なんと我が家の横の川の下流でと言う。(笑)
ぼんじり、かわ、キモなどの焼き鳥に始まり、これも自然の中で採って来られたと言うセリ、クレソンをタップリ使っての鴨鍋、そして最後は鴨出汁の蕎麦。今日の出汁は最高に上手くいったといわれるように、いやー、実に旨かったなー。おまけに年代物のウィスキーや、奥様の定番のハム。Oさん、ご馳走様でしたっ!

なんと旨そうに捌かれた鴨。もはや口の中が鴨ん、カモンといっている。(笑)
b0340837_14464959.jpg

ぼんじりや、皮、キモなどの焼鴨。こりゃ、鶏とは全く違うネ。
b0340837_1447430.jpg

セリやクレソンをドサッと入れて。ネギの他余計な野菜が入ってないのが実にイイ。
b0340837_14472358.jpg

たっぷりと鴨鍋を堪能した出汁で、蕎麦。やはり鴨には蕎麦!うどんはあきまへん。
b0340837_14474451.jpg

昔(10年前)のブログで書いたときのもの。ネロはまだ青年の遊び盛りあった。
b0340837_14481569.jpg

すっかり年寄りになってひねもす昼寝のネコ共。オイッ!すぐそこの川に鴨が居るんだぜっ。獲って来んかいっ!!
b0340837_14483736.jpg






menu3 (300~336回まで)
menu2 (201~300回まで)
menu1 (001~200回まで)





[PR]
# by hararame | 2016-02-09 15:05 | 肉類 | Comments(0)

昼飯を‥

昨日で今年のガッコの授業も終わり、久々にゆっくりランチでもするか?と、近くの産直市に電話。「今日、牡蠣入荷してる?」「ありますよ〜!」。車で5〜6分の産直市で牡蠣1パック、帰り路バゲットと安ワイン買って戻る。
事務所のテーブルにレンジを置いて、テキパキといつもの手順。牡蠣一個につき1分の目安で、レンジでチン!と。アチアチの牡蠣にレモン汁、チョイ醤油、あ、オリーブオイルを切らしている!ま、いいか。う~む、今年も牡蠣が旨いっ!と独り言(笑)。バゲットにチーズ載せてムシャムシャ。ワイングビグビ。牡蠣をチン!パクパクの繰り返し。
フーッ、いい昼飯だった。(笑)

思い立ったら即、カキとワイン。これが独り事務所のいいところ(笑)。イエローテールはやや酸味が強いな。
b0340837_19143120.jpg

今度、専用の大きなテーブルクロスを用意しとくか。
b0340837_1914517.jpg

バゲットにはバターをつけるといいのだが、今ちょいカロリーを控えてるし。
b0340837_1915762.jpg

う〜む、プリプリしてうまそ〜!(笑)
b0340837_19152816.jpg

[PR]
# by hararame | 2016-02-05 19:24 | Comments(0)

根っこの季節

寒くなると根菜のシーズン、我家のカブ、ダイコンはまだ間引きモノを食べているが、プロ農家の根菜を時々戴く。
瑞々しいダイコンやカブは、まずスライスして生で食うのが一番。上にチョイと珍味を載せて食すと立派な酒の肴。夕食時、我が輩が酒の用意をしてると、料理人、とりあえずの一品としてこれでも食ってろ!と言う感じで食卓に載せるのが根菜スライス。もろみ味噌、梅肉、山葵、雲丹、豆腐よう、塩辛、辛し明太子、などをチョイと載せてパクッと。で、日本酒をグビッとやる(笑)。
その他、ふろふきや、おでん、田楽、煮物などの温かい料理も多い根菜。これで、熱燗チビチビやりながら、ストーブの炎でも眺めてれば、外は吹雪の真冬(九州ではほとんどないが)もなんのその。
あ、根菜と言えば好きなジャガイモもあったなぁ。これは又別の機会に。

生のままばかり食べてるわけでなく、関西人の料理人は「かぶら蒸し」なども食卓に運んでくる。カブの下には白身の魚、京風の薄味で酒の肴にはピッタリ。
b0340837_15271794.jpg
新鮮で瑞々しい大きなダイコン、カブは生で味わうとほんのりと甘く、一緒に食す珍味の濃い味を中和してくれる。塩辛などは、ダイコンと一緒に味わうのがいい。刺身のツマではない、大根サラダもよく食す(これには梅肉が一番)。
b0340837_15274749.jpg
寒くなると、こんなホカホカの根菜が欲しくなる。カブやダイコンの田楽、すじ肉とダイコンの煮込み、もちろんおでん、ブリ大根という手もあったなぁ。(笑)
b0340837_1528519.jpg





menu3 (300~336回まで)
menu2 (201~300回まで)
menu1 (001~200回まで)





[PR]
# by hararame | 2015-12-23 15:44 | Comments(0)

計画が大事

農業と漁業、どちらも自然相手、似ているようだが随分違いがある。農業は数ヶ月後の収穫から逆算して計画を立てる。植え付け時期がちょっと違っただけで予定通りの収穫は見込めない。雨の日だって合羽着ていろいろとやることはある。漁業の方は自然でも海相手、魚相手。時化ると船も出せないので、しかたがない酒でも飲むか、と(笑)。
農業と言うにははばかるが、小さな自家用菜園でも、計画は必要。秋口には冬や来春に向けて、土を耕し、種蒔き、寒さよけや、密生したところの間引きなど。ま、ワタシがやるのは、愛用の中古ホンダこまめ君単気筒2.0馬力で、耕して畝を作ったり、支柱を立てたりで、後はほとんど料理人の作業になるのだが。
秋の菜園、準備も着々進行。頭の中はもう、大根白菜カブ人参などで、冬のホカホカおでんや鍋物と日本酒、来春の新鮮マメ類をツマミにビール、イタリアンレタスやルッコラはカルパッチョでワイン等々。これだから、田舎暮らしと酒がやめられない。(笑)

左の四角マメはまだまだ収穫中。どこに何を植えるか?この設計図が大事。
b0340837_19245957.jpg
畑の基本は土、耕耘機で耕した我が農園、実に旨そうな土ではないか。
b0340837_19251777.jpg
レタス、ルッコラなどのサラダ用と春菊、水菜などの鍋もの用。
b0340837_19253335.jpg
人参はあちこちに植えて。来春のビールの友、ソラマメは直播きしたので、芽がでるまで寒冷紗をかけて。
b0340837_19255135.jpg
白菜、ブロッコリーはまず、虫よけをしておこう、と。
b0340837_192661.jpg
玉ねぎの苗200本、すでに料理人が植え付け済み。
b0340837_19262361.jpg
大根や人参などの間引きしたのも全部食えるのがいい。漬け物にしたり、炒めたり、サラダにしたり、と。
b0340837_19265338.jpg

これで冬の食卓も楽しみ。酒も旨いぞぅ。(笑)
[PR]
# by hararame | 2015-11-04 19:44 | 野菜 | Comments(0)